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『現代文標準問題精講』三版出来&レビュー紹介(5)

2017/03/20 22:54
御陰様で、『現代文標準問題精講』が三版出来となっています。

これを機会に(?)、いくつかのレビューを紹介します。

【ブログでレビューしてくださいました】
入試国語現代文への二つのアプローチ――『現代文 標準問題精講』
「(一部抜粋)この参考書には四十の問題文(本書は「素材文」と呼ぶ、選び抜かれた文章である)が掲載されている。そしてそれぞれに、「他の文章でも利用できる『汎用性のある読解技術』」を講義する「素材文の読みほどき」と、「素材文」の内容から得られる「知識・教養・考え方」を講義する「素材文の噛み砕き」の二つの部分からなる解説が付されている。これが、まさにここまで述べてきた「技術」と「内容」に相当するわけだが、そのレベルが共にとても高い。(中略)国語の参考書は数あれど、二つのアプローチを十分に満たした参考書は珍しい。『現代文 標準問題精講』は、現代文に困る大学受験生はもちろん、現代文なんて余裕だと思っている受験生、現代文は伸ばせないと思っている受験生に、特に手にとってみてほしい本である。」 →全文はこちら

【ツイッターです】 
長江 峻作‏ @Mournful_Shaba
現代文の標準問題精講は本文が面白すぎて脳汁がドバドバになるので来年受験する人は使ってね
阪田健太郎@受験屋本舗さかた塾in尾道@angeltalktech
『現代文標準問題精講』半分くらいまで解いて読んでしてるんだけど、これめっっちゃいい!すごい!40の素材文と簡潔な読みほどき、内容を拡張する嚙み砕き。圧倒的密度。読むだけでも面白い。40時間分の授業に匹敵するほどの内容がたったの1300円!(外税)
たての@18歳にverUPしました‏ @RubiriaSB
衝撃の参考書「現代文標準問題精講」 http://powerofstudy.blog.fc2.com/blog-entry-1531.html
やっぱ現代文標準問題精講はすげえよ

【こちらもレビュー】
『現代文標準問題精講レビュー(4)』
『現代文標準問題精講レビュー(3)』
『現代文標準問題精講レビュー(2)』
『現代文標準問題精講レビュー(1)』

皆さん、有難うございます。

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せっかくなので、卒業文集に挟んでおいてください

2017/03/07 09:45
三年間、六年間教えてきた生徒の卒業式を終えた。

最後のホームルームで配った学級通信最終号。
タイトルば「せっかくなので、卒業文集に挟んでおいてください」。
長文ですが、よろしければ、ご高覧ください。

……

【せっかくなので、卒業文集に挟んでおいてください】 

 去年の三月から発行し始めた、この通信、一年間で15号を目標にしていたのですが、 目標を少し越えて達成できました。折々につけ、考えてきたことを、書いてきましたが、 少しでも参考になることがあったら幸いです。
 高校を卒業し、君たちはそれぞれの場に進むわけですが、これからの日々の中、思い悩むことも多いと思います。そんなとき、君を助けてくれるのは、何よりも、家族・友人といった人間関係です。と同時に、「言葉」や「発想」も、なかなかの味方になります。ということで、卒業式の日発行の17号では、なにかの折に思い出してくれればよいかなあと思うことを、述べてみようと思います。

@ ピンチはチャンス
人生、必ず失敗はある。君の失敗が原因でピンチになることもあるだろう。もしくは、君にまるで責任のないことでも、ピンチは訪れるかもしれない。そんなときには、「この程度の失敗やピンチでつぶれてしまう人間」と周囲から評価されてしまうか、「失敗やピンチにめげずに乗り越えられる人間」という評価を手に入れられるか、いま、自分はそれが試されているのだと思おう。そう考えると、ピンチは、まさに「ピンチに負けない強い人間」という評価を手に入れられる大チャンスなのだ。そして、君自身も「ピンチに負けない強い人間」に鍛えられていく大きなチャンスなのだ。そのようなチャンスは、ピンチにならなければ、訪れない。順風も気持ち良いが、逆風も人生の醍醐味だ。

A 自分の悪口に対する対応 & 人の悪口は言わない
誰かの悪口を言っている人は信用できない。なぜならその人は、君のいないところでは、君の悪口を言っているかもしれないからだ。もしも、自分の悪口を見たり、聞いたりしても(勿論、決して気持ちの良いものではないが)、気にすることはない。反論する必要も、抗議する必要もまったくない。相手は「私は、人の悪口を言って、陰で貶めようとしている卑怯な人間です。皆さん、よろしくお願いします」と公言して周っているようなものなのだから。君が何もしなくても、相手は既に自爆している。君の尊厳は何も傷ついていない。もちろん、君は「他人の悪口を言う人間」になってはいけない。悪口を言えば言う程、周囲からの信頼は失われていくものだ。SNSはじめ、ネット上でもまた、しかりである。

B 巡る「ありがとう」
「情けは人のためならず」という言葉がある。よく勘違いされるが、正しくは「人にかけた『情け』は巡り巡って自分に戻ってくる」という意味だ。この「情けは巡る」というのはなかなかの真実である。勿論、最初から見返りを求めて、何かを奉仕するのはチャチだ。けれど、君が行った奉仕は、誰かがきっと見ているし、たとえ、誰も見ていなかったとしても、その積み重ねが君の部厚い人柄となって、周囲からの信頼となる。そして、それが君の「運」になって戻ってくる。人から「ありがとう」と言ってもらえるような態度をたくさん心がけよう。その分だけ、君も思わず「ありがとう」と言葉にしたくなるような、周囲からの手助けがたくさん回ってくるはずだ。「ありがとう」を恵む人は、「ありがとう」に恵まれる。

C 笑う門には福来たる
何ごとも「楽しむ」ことを心掛けよう。「喜怒哀楽」のうち、「喜び」「怒り」「哀しみ」は、どちらかというと「出来事の結果として君に訪れる感情」だ。「湧いたり」「包まれたり」「訪れたり」する感情である。自己責任というより、環境に左右される部分も大きい。しかし「楽しむ」はどうだろう。「楽しみ」は「湧いたり」「包まれたり」「訪れたり」しない。「楽しむ」は「作る」感情であり、「楽しめるかどうか」は自己責任である。どんなに仕掛けられたテーマパークでも楽しめないこともあれば、空き缶一個でも楽しむことができる。「楽しんで笑っている」君には、同じような人たちが集まる。それが人の輪となって君の運(福)を呼ぶ。ちなみに、「人の輪を作る」という点で、最悪な態度は「不機嫌」である。「不機嫌」は人の輪を作らず、運(福)を遠ざける。

D 馬の合わない人との付き合い方
世の中の人、全員と上手くいくことなどあり得ない。君がどんなに誠意を尽くしても、残念ながら馬の合わない人はいる。そういう人とは、「全人格的に付き合おうとはせずに、角度を決める」という発想が有効だろう。君の360度のうち、例えば中心角30度と決め、「お役目」としてだけ対応するようなイメージで、その30度だけをその人に割けばよい。家に帰ってからも、馬の合わない人との人間関係に悩むのは不毛だ。それは、残りの330度まで、その人のために使ってしまっている状態である。君の人生のハンドルを他の人にのっとられてはいけない。君の人生のハンドルは君のものだ。残りの330度は、君のために、君を大切にしてくれる人のために使おう。

E 自分らしさを磨きあげよう
選択に迷うことがある。そのようなとき、選択基準として、「どっちが得か」とか「どっちが失敗しないか」などと考えがちだ。しかし、最後の最後に頼る大切な基準としては、「どっちが、自分らしいか」がお勧めである。そこで頼りにする「自分らしさ」は、「今、ある自分らしさ」ではない。「こうなっていきたい」と思う「未来の自分らしさ」である。そして「未来の自分らしさ」に向けて、選択を重ねていくと、いつの間にか、「こうなっていきたい」という「未来の自分らしさ」であったものが、獲得された「自分らしさ」になっていくから不思議だ。「自分らしさ」とは、過去の経験や、現在の状態にあるのではない。それは未来に向けて、自分で作り上げ、磨き上げることのできるものである。

F 体構えを作ろう
「思い描く自分らしさに向けて、自分を磨いていこう」とは言っても、心はなかなか自分でもコントロールが難しく、思うに任せないことも多い。ということで、「心構え」を作るための「体構え」をパターン化してみるのはどうだろう。簡単なところでは、「胸を張る」とか「笑顔を作る」とか、そんなところからでもいい。身体的な構えから入ることで、「心構え」も、後からついてくる。体構えから心構えを作るというのは、「心」をうまくコントロールするための秘訣だ。「元気よくあいさつをする」などというのもいいだろう。「起立だ」などと、大声で叫ぶのも、その一種と言える。どんなにどんよりした時でも、「そうやるもの」と体構えの方を決めておけば、後から気分も付いてくる。

【参考】やってきて良かったと思うこといくつか
⑴ 読書:一か月に一冊でもいい、「読むことを要求された本」ではない、自分で探した本を読もう。
⑵ 映画鑑賞:こちらも一か月に一本でもいいから、レンタルDVDではなく、映画館に足を運ぼう。
⑶ 筋トレ:日にほんの少しの腕立てと腹筋とスクワット。体構えもよくなって心構えにもつながる。
⑷ タッチタイプ:自己流でなく、しっかりとしたタッチタイプを覚えよう。仕事の能率が劇的に上がる。
⑸ タバコを吸わないこと:タバコをやめて本当に良かった。タバコは、お金も健康も恋愛も遠ざける。
⑹ 朝食:大学に入ると不規則な生活になりがち。バナナ一本・牛乳一杯でもいいから朝食を口にしよう。
⑺ 趣味:まだ早い話かもしれないが、仕事をリタイアした後でも続けられるような趣味があるといい。

「2017年」「17号」と、ラッキー「7」が、ちらちらと見えるので(少し強引?)、本文でも、「7項目」「7行」と、ラッキー「7」を基本に書き連ねてみました。それでは、また。 みんな元気で。

2017/3/3 記 (3ぁ1go vol.17)
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